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2021.07.03
内田理央さんとVVスタッフ夢の対談を2回に分けてお届け!!VVmagazine vol.84

内田理央(俳優)
鈴木 良(本店 スタッフ)
ドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)で見せた小悪魔ぶりも好評の“だーりお”こと内田理央さんが、6月23日、写真集『PEACH GIRL』(主婦と生活社刊)を発売! そこで今回は、自身5年ぶりとなる20代最後の写真集についてお聞きするべく、「高校生のころから内田さんの大ファン!」というヴィレヴァン(以下:VV)名古屋本店の鈴木良が「ちょっとレトロでえっちな“幼なじみ”」をテーマにした写真集の中身、昨年夏に開設したYouTubeチャンネルの話、そして気になるプライベートまでインタビューしました!!今回はその様子を2回に分けてお届けします!
VVM:毎回VVのスタッフが「大好きな○○さんに会いたい!」と願うゲストに突撃インタビューを行う、本誌の連載コーナーになりまして。コチラはVV名古屋本店の鈴木さんです。
鈴木:鈴木と申します。友達に借りた『だーりおといっしゅうかん。』を見て衝撃を受けまして。以来、ずっと内田さんのファンをやらせていただいてます。
内田:わーい、ありがとうございます!今おいくつなんですか?
鈴木:25歳になります。
内田:わ、若い!
鈴木:内田さんはVVに行かれたりしますか?
内田:超~行きますよ! 学生のころからめっちゃ行ってます。渋谷のお店がいちばん多いですね。
鈴木:VVはスタッフが仕入れや棚作りを任されていて、自分の趣味を仕事に反映できるところが魅力のひとつだと思っているんですけど、ミリタリーに潜水艦、古本など多趣味な内田さんはどんな棚を作りたいですか?
内田:うーん、難しい! でも漠然としていますが、「18禁じゃないアダルトブース」は、機会があれば作ってみたいです。
鈴木:なるほど~。たとえばどんな商品を置きたいですか?
内田:フェチズム系の写真集やアングラ系の本なんかを置きたいですね。
鈴木:昨今、アダルト系は厳しい時代になってきたので、内田さんのおっしゃる“18禁じゃないアダルト”というのが丁度いい感じかと思います。
内田:絶妙なラインで商品を選びたいです(笑)。
鈴木:そういう意味では今回の写真集『PEACH GIRL』も丁度いいバランスなんじゃないかと思いました。
VVM:写真集のリリースにも「エロさとかわいさの両方を表現できたら」とコメントされていました。
鈴木:写真集、拝見しました。まさにその両方が表現されていたと思いますが、なかでもいちばんのお気に入りはどの写真ですか?
内田:表紙を含めてどれもお気に入りで、いろんなシチュエーションの写真がたくさんあるんですけど、そのなかにボウリングをやっている写真があって。
鈴木:送風機でスカートがめくれてる写真ですね。
VVM:指を乾かす機械から出てくる風で偶然、スカートがめくれたとか。
内田:「パンチラボウリング!」って感じの奇跡の1枚になって(笑)、それが採用されました。
鈴木:この取材の打ち合わせでも、男子人気の高い1枚でした。
内田:ちょっと昭和っぽい感じですよね(笑)。でも、逆に今の時代、そのニッチな感じが新鮮に映るかなって。
鈴木:そうした内田さんのアイデアが反映された写真も多いのですか?
内田:基本的に、写真集を作るとなった段階から「こういうイメージで撮りたい!」というコンセプトやアイデアを出させていただいて。今回は男性も女性も楽しめる写真集にしたかったので、男性が喜ぶグラビアのいいところと女性がかわいいなと思う女性誌のいいところを出せるよう意識しつつ、全体的には普段の“素”の表情を大事にしました。
鈴木:メイクもナチュラルで、すごくかわいらしかったです。
内田:ありがとうございます! 今回は“幼なじみ”がテーマだったので、基本、薄めのメイクを意識して。ほぼ何もしていない写真もありますね。がんばり過ぎず、がんばらな過ぎず。体型もグラビアのようにぷにぷにし過ぎず、女性誌のように細くなり過ぎずというところに気を配りました。
VVM:筋トレとかされて?
内田:全体をやるとバキバキになっちゃうので、ウエストとお尻のみを鍛えて。ほかは肉感を大事に(笑)。メイクも体型も普段の私により近いイメージというか、一緒に家にいるような、近所を歩いているような感覚で見ていただけるよう意識しました。
鈴木:近所を一緒に…といえば、僕は中華料理屋さんでご飯を食べている写真が好きでした。
内田:あの写真もその場で髪の毛を結わえたり、なるべくナチュラルな雰囲気で撮ったんです。
鈴木:普段、ああいった、いわゆる町中華のお店にも行かれるのですか?
内田:めっちゃ行きます! 実は写真のお店も私の行きつけのお店で、今回協力していただいたんですよ。ジャージみたいな恰好で、ひとりでもフラっと入るお店なので、より素の私に近い1枚だと思います。
VVM:写真ではラーメンとチャーハンを召し上がっていましたが、普段もあの組み合わせが定番なんですか?
内田:そうです。撮影前でダイエットを気にしなくていい時は、いつもその組み合わせですね。
鈴木:内田さんの日常の様子が垣間見える、素の表情が存分に楽しめる写真集ですが、撮影で苦労されたところはどこですか?
内田:すべてを3日間で撮ったんですよ。
鈴木:ええーー!? 驚きです!
内田:でも、時間的なところが大変といえば大変だったんですけど、スタッフのみなさんと、ああでもないこうでもないとワイワイやっていたので、あっという間で楽しい3日間でした。どちらかといえば、アイデアを盛り込んだり、表紙や写真をセレクトしたり、フォントを決めたり。撮った後の方が大変でしたね。
鈴木:全128ページ、構成や写真の配置もこだわりを感じました。
内田:私も会議に参加しつつ、スタッフのみなさんと一緒に試行錯誤しながら決めて。先ほども言ったグラビアのようなちょっとエロい表情でも女性誌のキメ顔でもない丁度いいバランスを探るのが難しくもあり楽しかったですね。
VVM:写真集のタイトルは『PEACH GIRL』。20以上の候補があったとお聞きしています。
内田:「キュン」とか「ドキッ」というワードもテーマだったので『キュンして』というタイトル案もあったんですけど、写真集全体のポイントが“お尻”なのでそれを連想させる“桃”と、テーマであるガールフレンドを掛け合わせた『PEACH GIRL』に落ち着きました。
鈴木:スタッフのみなさんと吟味された写真の中でピーチな1枚、ガールな1枚を選ぶとすればどれですか?
内田:ピーチは、桃だけにお尻のイメージで。今回はお尻のカットがたくさんあるんですけど(※総ページ30P以上!)、中でもピンクの下着でお尻のところがハート型に空いてるカットがピーチな1枚かな~と。
鈴木:(写真集をマジマジと見つつ)お、確かにピーチですね!
内田:色的にも“桃!”って感じがしません?
鈴木:まさに白桃です。早くみなさんにも見てほしいです。
内田:ぜひ(笑)!
鈴木:ガールな1枚はいかがですか?
内田:ボウリングと中華屋さんもガールしてますが、よりガールしてる1枚は、ボーダーの服を着てカフェでお茶してるところ。
鈴木:男性目線からすると“彼女感”がハンパないです!
内田:そうなんですよ。隣で彼女がほほ笑んでいるような距離感と、憧れの彼女的な服装をスタッフみんなで考えた1枚なので、そう言っていただけるとうれしいです。「幼なじみ…? それとも彼女…?」という絶妙なバランスを妄想してもらえたら。
鈴木:内田さんご自身には幼なじみっていらっしゃいますか?
内田:それがいないんですよ~。転勤族で小~中学校のころは転校を繰り返していたので、小さいころからいつも一緒で家も隣同士で…的な、いわゆる幼なじみっていう人はいなくて。だから、写真集にはそういう私の憧れも詰め込みました。『タッチ』のような、ちょっとレトロな幼なじみ。幼なじみなんだけど大人になって、気づいたらドキッとする、みたいな(笑)。
鈴木:妄想も掻き立てられますし、これまでにない内田さんの表情も満載です。どんな人たちに見てもらいたいですか?
内田:グラビアを好きな方はもちろんですが、普段グラビアが載ってる雑誌とか写真集を買わない女性にも手に取っていただきたいです。男性も女性もキュンとしてもらえたら。
鈴木:20代最後の写真集ということで、これまでの内田さんが詰まった、盛りだくさんの1冊になりました。
内田:そうですね。今回は『ar』(主婦と生活社)監修の写真集だったので、どうせならかわいくぷりぷりっとしたグラビアを撮りたい。それなら、なるべく早めに、20代のうちにやりたいことをやっておこうと思って、私の願望を全部、詰め込みました。
鈴木:10代でデビューされてお忙しい日々が続いたと思いますが、振り返ってどんな20代でしたか?
内田:あっという間に通り過ぎました。でも忙しかったけど、10代の青春より青春してた20代だったな~って。部活みたいに一生懸命がんばって、友達も増えて。10代より楽しく生きることができました。
鈴木:素敵です! 僕もそんな20代になるよう精進したいです。
内田:遅い青春でしたけど(笑)。中学、高校時代と、あんまり周りに馴染めなくて。言ってみれば私がオタクだったから(笑)、「みんなで陽気に遊ぼう!」みたいな雰囲気が苦手だっただけなんですけど、20代で気の合う友達や仲間が見つかって、遅れてきた青春時代を取り戻すことができました。
VVM:内田さんの言葉を聞いて励まされる10代の読者も多いと思います。
内田:私も10代のころは休みの日になると1人でVVさんに行っては漫画を探して。1人で読んで楽しんで…という孤独な10代を過ごしたので(笑)、誰かの励みになればうれしいです。考えたら、VVさんには本当に助けられましたね。
鈴木:ありがとうございます! 僕も含めVVのスタッフも孤独な10代を過ごした人が多いので、今の10代にもそんな拠り所のような場所を提供できるようがんばります。
内田:素晴らしいです!
鈴木:孤独な10代、楽しかった20代を経て、これからどんな30代を送りたいですか?
内田:「今よりももっとハジける!」じゃないですけど、より自分らしく楽しんでいけたらと思っています。もっといろんな新しいチャレンジをしていけたらいいですね。
鈴木:(小声で)ピーチがハジける…って感じですかね。
内田:うまいことまとめましたね~(笑)。
鈴木:(恥ずかしい!)
今回はここまで!続きの対談は第2回で!!

1991年生まれ。東京都出身。雑誌『MORE』レギュラーモデル。6月に映画『リカ 自称28歳の純愛モンスター』が公開、7月に舞台『物語なき、この世界。』が上演、主演ドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京系)に出演。『Qoo10 presents 内田理央の明日、なに着よ?』(TOKYO FM 毎週金曜 18:30~)が放送中。
『PEACH GIRL』
2,970円(税込)/主婦と生活社刊/三瓶康友撮影
本記事はVVmagazine vol.84に掲載されたものの転載です。
